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AKAGIYAMA TARO NO SEKAI — 個人誌

赤城山太郎の世界

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趣味、全方位。
FIRE · 旅 · 旧車 · 投資 · 酒 · 釣 · 温泉
章 02 · FIRE生活記 · 読了 2分 · 2022.01.16

愛車列伝 DT50

愛車列伝 DT50

FIREして半年が過ぎた。生活のリズムが少しずつ変わってきた。

会社員時代は「時間がない」が口癖だった。朝は急いで準備して電車に飛び乗り、仕事が終われば疲れ果てて帰宅する。休日は貴重な2日間をどう使うかを必死に考えた。旅行に行けば常に「あと何日で仕事が始まる」というカウントダウンがあり、完全に気持ちが解放されることは少なかった。

今は逆に時間が余りすぎて持て余すこともある。朝は猫が顔を踏みつけてきて目が覚める。時計を見ると7時。急いで何かをする必要はない。ゆっくりコーヒーを淹れて、猫と遊び、天気がよければバイクで走り、晩酌して寝る。どこに行くかも、何時に帰るかも、自分で決める。

十分に幸せなはずなのに、たまに「このままでいいのか」という気持ちがよぎることもある。

特に最初の3ヶ月は、働いていないことへの罪悪感のようなものがあった。ニュースで誰かが活躍しているのを見たり、元同僚が昇進したという話を聞いたりすると、少し胸がざわついた。「自分はここで何をやっているんだろう」と。でもそういう時は外に出てバイクに乗るか、ウイスキーを一杯やりながら読書をすれば、大抵どうでもよくなる。

働かない罪悪感は最初の3ヶ月で消えた。これが自分の選んだ道だ。

ちなみに今の愛車はバイクが2台と車が1台。そのうちのひとつ、DT50を最近引っ張り出してきた。ヤマハのDT50は2ストのオフロードバイクで、もうずいぶん前の車両だ。ガレージの奥で眠っていたのを整備して、近所の林道を走ってみた。

2ストのあの感じ、エンジンの鼓動、軽い車体でひょいひょい走れる感覚は、大型バイクにはない楽しさがある。泥道に突っ込んで、木漏れ日の中を走る。誰も見ていないし、急ぐ必要もない。完全に自分のための時間だ。

FIRE後の生活で一番変わったのは、「自分のために時間を使っている」という実感があることかもしれない。会社員時代は時間の多くが「仕事のため」だった。今は違う。バイクに乗るのも、猫の世話をするのも、旅の計画を立てるのも、全部自分がやりたくてやっていることだ。

半年経って、FIRE生活はやっと自分の体に馴染んできた気がする。

📝 この記事のポイント

  • FIRE後は自己管理が重要な日課に
  • 毎日の支出把握が長期的な資産維持につながる
  • 50代のFIREは健康管理も欠かせない
赤城山太郎
赤城山太郎
1972年、埼玉生まれの団塊ジュニア。群馬・赤城山の麓在住。 大手ハウスメーカー営業26年(店長8年・引渡250棟)を経て、2023年に五十でFIRE。 現在は不動産賃貸業(アパート12棟70戸)と古物商を営みながら、週末は大井フリマでレコード屋。 旧車・バイク・釣り・酒、興味の赴くままに。FP1級/宅建士/賃貸不動産経営管理士。
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