赤城山太郎 の世界
五十にしてリタイア。以降の日々は、バイクに跨り、船で海へ出て、
夜は酒を傾け、中古レコード屋の床に座り込み、全国の道の駅で判子を集めてきた。
本誌『赤城山太郎の世界』というカタログ、その「人物」の頁である。
基本情報
- 生年
- 1972年(昭和47年)— 団塊ジュニア真っ只中
- 出身
- 埼玉県浦和市。中川と荒川に挟まれた平地で育つ
- 居住
- 群馬県前橋市、赤城山の麓。某国密林の日本人町、自称「グンマー」
- 肩書き(自称)
- 聞かれた時は「不動産賃貸業」と答えている
- 家族
- 妻、猫(アビシニアン14歳)、地域猫2匹、野良アライグマ2頭(最近は来ない)
- 信条
- 「価値 > 価格」。リセールバリューが見えないものは、原則買わない
経歴
- 1997新卒で大手ハウスメーカーへ。配属はいきなり営業の最前線
- 〜2007戸建住宅営業の十年。施主との打合せで暮れていく週末
- 〜2023賃貸住宅営業に転じて十六年。店長八年、累計引渡 250棟
- 2023早期退職制度に手を挙げ、五十歳で会社を出る
- 現在不動産賃貸業 + 古物商。週末は東京・大井フリマで店を出す
住んできた場所
- 〜1984埼玉県浦和市白幡 — 物心ついた頃の景色がここにある
- 〜1994埼玉県和光市本町 — 中学・高校・予備校までの十年
- 〜1997東京都調布市深大寺南町 — 大学とアルバイトの日々
- 〜2002群馬県高崎市井野町 — 営業マン駆け出しの拠点
- 2002〜群馬県前橋市・赤城山の麓 — ここが、おそらく終の住処になる
庭で出会った住民たち。野良の猫多数。ホタル、アライグマ、キジにカモ。それから、長いヘビ。
学歴
- 和光市立第二中学校
- 城北埼玉高等学校
- 代々木ゼミナール — 一年だけ世話になった
- 成蹊大学 軽音学部(※公式の学部名ではない、自称)
所有不動産
地方の住居系を一本足で回す、独立小規模オペレーション。
アパートはすべて融資を活用。土地・建物・管理、そして融資の組み立てまでを自前で動かす。
群馬県の不動産に興味がある方は、オフ会で会いましょう。
資格
紙の資格は信用の助走でしかない、と思いつつ、必要なものは一通り揃えてきた。
得意分野
- 地方不動産賃貸、一般住宅まわりの大体のこと
- アパート経営の融資・土地・建物・管理 — 二十六年、現場で叩き上げた専門中の専門
- 個人のファイナンシャルプラン全般
- セミナーは座って聞くより、登壇する側でいたことのほうが多い
FIREについての考え
FIREの「RE」、つまりリタイアの本質とは、
キャッシュフロークアドラントの右側 —
B(ビジネスオーナー)と I(投資家) — に
生活基盤を移すことだと考えている。
E(サラリーマン)・S(専門家/自営業者)の側にいる限り、家計は「自分の時間と労力」で稼ぐ構造から逃れられない。 B・I に移って初めて、家計は「資産が稼ぐ」構造に組み変わる。
だから ES のうちに RE する FI は、貯蓄額や利回りの問題ではない。キャッシュマシンを先に組み立てておく問題なのだ。 そのことは『金持ち父さん』に詳しく書かれている。
三十代後半まで、自分は何も考えずに金を使っていた人間だった。 それが資産収入で食えるようになったのは、新卒で入った会社の文化と、FP1級で叩き込まれた税の仕組み——その二つに尽きる。 とくに税を理解してからは、日々の小さなキャッシュアウトに対する考え方が根本から変わった。
アパマン建築営業の二十六年で蓄えた知識を、自分自身の不動産賃貸業に変換できた。 その僥倖は、運と環境に恵まれた結果だと自覚している。
リタイアした今、自分の趣味と旅行を満たす以外に、ここまでで得た知識と経験を身近な誰かの役に立てる——それが、日々のもうひとつの楽しみになっている。
趣味・コレクション
道の駅は2024年に全国制覇。海外何カ国行ってみた系も興味はあるが治安が不安なので、年間百泊ほどは沖縄を中心に国内を回っている。
25年ぶりに引っ張り出したベース。バンド遊びを再開した。完全アマ志向。
生まれ年のもの、気に入った楽器を買い続けていたら、所有ベースが80本を超えた。CD・レコードは数千枚。ミニマリストの対極にいる。
古物市場で日々学んでいるのは、目利きという名のゲーム。
現金という最も流動的な資産を、それ以上の現物資産にどう組み替えるか。
競りの場では、その勝敗が秒で決まる——たまらなく面白い。古物仲間も増え、みんなで日々修行している。
愛車(車・バイク)
旧車と古いバイクは、走らせることが趣味であり、整備が修行であり、所有が記録になる。
生きてきた時代を、自分のガレージに並べておきたいだけかもしれない。
CARS
- スカイライン DR30 後期 鉄仮面 NA
- サニトラ ロング
- バモス
BIG BIKES
- V-MAX 1200
- GSX1100S カタナ(SZ/SD/SL)
- GPZ900R ニンジャ
- CB750 four K5
- CB750FZ 改 FB/FZ
- CB750 RC42
- Z750 four D1
- Z750GP
- ゼファー750
MID / SMALL BIKES
- グラディウス650
- ホーネット250
- グランドマジェスティ250
- RGV250Γ VJ21
- DT200WR
- GN125
- 中華モンキー125
- CT110 ハンターカブ
- クロスカブ110
- KSR-II
好きな〇〇
- 好きな女優
- 薬師丸ひろ子。原田知世。八十年代の角川映画の温度
- 偉大なベーシスト
- Paul McCartney/Jaco Pastorius/Sting/Lemmy Kilmister/Roger Waters
- 好きな漫画
- AKIRA/JOJO/ナウシカ/島耕作/ウシジマくん/こち亀
- 好きなバンド
- PINK FLOYD/Electric Light Orchestra/椎名林檎
- 食べ物
- 酒類全般。二郎系を始めとするジャンクフード一式
メインテーマ — 青春を取り戻す
サラリーマン時代に「休めない/時間がない」で諦めていた全てを、いま少しずつ取り戻している。
共働きでそれなりに高収入だったから、金で諦めたものはほとんどない。失っていたのは時間だけだった。
給料は高くても、時間がない。
その状態は「生きている」のではなく、「生かされている」のだと、今になって気づいた。
時間は、生命そのものである。
リタイアして得られた時間は、すなわち寿命だ。
大胆に、そして慎重に、使っている。
経験に学ぶ性格のため、若い頃は色々な毒キノコも食べた。
それでも周囲の家族・友人・先輩・後輩に恵まれて、気がつけば FI を達成していた。
運の良さを噛み締めながら、今日も判子を集めに出かける。